アーガイルのベストはまたはアーガイル(とも呼ばれ、イギリスのスコットランドが由来していると考えられる。民族衣装のタータンチェック柄の模様編みを特徴としていて、セーターやベストに使用されている。アーガイルの他にもギンガム,ウンドトゥース,など。
アーガイルシャーまたはアーガイル(Argyll)とも呼ばれ、 アーガイル公家の本拠で知られるスコットランド西部、 おそらく1500年代のイギリスのスコットランドのアーガイルシャー(Argyllshire)という土地が由来していると考えられる。 アーガイル模様は200年余の歴史を持ち、起源は品名のとおりスコットランド アーガイル州で、民族衣装のタータンチェック柄を模してダイヤ型に天竺編みする模様編みを特徴としている。 セーター、ベストにはよく使用されていて、日本でもなじみのある模様編みである。
スポンサードリンク
スコットランドのチェック柄で織られた羊毛織物のことを「タータン」と呼んでいる。 16世紀ごろのスコットランドには、「クラン(氏族)」と呼ばれる共同体が数々あり、それぞれのクランが敵か味方かを見分けるために、自分達が征服した地方を象徴する色やデザインの布を身に付けていた。 これが「タータン」の原形である。 ところが1747年、スコットランド軍は宿敵イングランド軍に敗れると、全てのタータンドレスの着用を禁じられてしまい、氏族制度とタータンの伝統は途絶えてしまった。 しかし、19世紀中盤にスコットランド軍がイングランド軍に勝利する。 この戦勝を祝って、各氏族は再びタータンを身につけるようになり、スコットランドの代表的な民俗衣装「キルト」の模様として世界的に知られるようになった。 タータンの柄は、地方、本家や分家、身分や地位によってさまざまな種類があり、「ブラックウォッチ」「ブキャナン」「マッケンジー」など、その数は100種類以上あると言われている。
アーガイルチェックは、ひし形と細い斜めの縞によるチェックが特徴。 タータンの一つで、スコットランド西部のアーガイル地方が由来している。 ギンガムチェックは、白と別の色との2色でシンプルに構成された、縦と横の幅の等しいチェックが特徴。 ギンガムとは、綿の先染糸で織った平織物のことをいう。 ハウンドトゥース・チェック(千鳥格子)は、柄が犬の牙(ハウンド トゥース)に似ているというのが名前の由来している。 日本では千鳥の飛ぶ姿に似ていることから千鳥格子、フランスでは鳥の足に見立てた「ピエ・ド・プール」と呼ばれている。 黒・白、白・茶が基本の組み合わせである。 タッターソール・チェックは、白地に2色の線が交互に入っているチェックが特徴。 乗馬格子とも言われる。 18世紀イギリスで開かれていた馬市の創設者、リチャード・タッターソールが使用したホース・ブランケットの模様に由来している。 グレンチェックは、グレナカート・チェックの略称で、スコットランドのアーカート地方の谷間(グレン)で生産されたのが名前の由来である。 大小のチェックを組み合わせてひとつの大きなチェックにした柄で、白・黒が基本色である。 ガンクラブ・チェックは、日本では「二重弁慶格子」と呼ばれている。 アメリカ東部のガンクラブがユニフォーム柄に使ったことからこの名前がついた。 白、黒、赤茶色の3色で構成されるのが基本色である。